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人民解放軍戦闘機が防空区域に侵入する中、台湾がジェット機をスクランブル

ロイター

台湾が2022年1月以降最大規模の中国人民解放軍空軍(PLAAF)による防空圏侵入を報告し、台湾国防部は台湾の戦闘機が中国製航空機30機を抑止するためにスクランブルを実施したと述べている。

中国共産党(CCP)が自国領土だと主張している台湾は、少なくとも2年間にわたり人民解放軍による度重なる侵入を訴えており、その多くは民主的に統治されている台湾島の防空識別圏(ADIZ)の南西部にある台湾が支配している東沙諸島付近で発生している。

台湾は、こうした軍事活動を、頻繁なスクランブルで軍隊を消耗させ、その反応をテストするように設計された「グレーゾーン」戦争だとしている。

台湾国防部によると、中国共産党による最近の侵入には22機の戦闘機、さらに電子戦、早期警戒、対潜哨戒機が含まれていた。対潜哨戒機は東沙諸島の北東を飛行したが、台湾には接近しなかった。

台湾国防部によると、台湾は中国の航空機を警告するために戦闘機を送り出し、それらを監視するためのミサイルシステムが配備された。(写真:2021年11月に離陸準備が整った台湾のF-16 V戦闘機)

2022年1月23日に台湾が防空識別圏で39機の中国製航空機を報告して以来、最大規模の領空侵入となった。

中国共産党は、台湾が米国と「談合」していることに対する「厳粛な警告」として、台湾周辺で演習を実施したことを認めた。領空侵入は、5月下旬にオーストラリア、インド、日本、米国の4か国間安全保障対話リーダーが東京で会談した際に発生した。

画像提供:AP通信

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