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米国海軍長官代行がシンガポールとの強力な提携関係を再確認

ヘッドライン | Feb 12, 2020:

西太平洋兵站群(LOGWESTPAC)司令官

2020年1月14日から15日にかけてシンガポールを初訪問した米国海軍のトーマス・B・モドリー(Thomas B. Modly)長官代行は、米国海軍とシンガポール軍の強力な提携関係と絆を再確認した。

今回の訪問で、モドリー長官代行はシンガポールのウン・エンヘン(Ng Eng Hen)国防相、シンガポール軍(SAF)司令官のメルヴィン・オング(Melvyn Ong)中将、シンガポール海軍(RSN)司令官のルー・チュエン・ホン(Lew Chuen Hong)少将と会談しただけでなく、センバワンに所在するチャンギ海軍基地を訪問し、沿岸戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」を視察した。

同長官代行は米国とシンガポールの強力な戦略的提携を称え、シンガポール政府が米軍の沿岸戦闘艦とP-8Aポセイドン対潜哨戒機の巡回配備を許可したことについて同国首脳陣に感謝の意を表明している。

同長官代行は、「シンガポールは米国にとって重要な戦略的提携国である」とし、「両国の軍事・経済・外交協力はこの地域の継続的な繁栄と安保にとって不可欠である」と述べている。

同長官代行はチャンギ海軍基地を訪問した際、第7駆逐隊とガブリエル・ギフォーズの水兵等とも面会し、任務、作戦、保守、兵站の機能に関する説明を受けている。また、総員招集命令が掛けられ、そこで同長官代行が2個の四半期最優秀賞を水兵に授与した。(写真:シンガポール訪問中の2020年1月14日、艦船の格納室でガブリエル・ギフォーズ乗組員に言葉を述べる米国海軍のトーマス・B・モドリー長官代行)

センバワン滞在中、モドリー長官代行は水兵と海兵隊員と昼会食した後、西太平洋兵站群、軍事海上輸送軍団(MSC)極東支部、第二海軍医学研究部(NAMRU-2)、シンガポール軍調整官を含む地域司令官等とも面談し、自由で開かれたインド太平洋を維持する上での前方駐留の重要性を強調した。

同長官代行は、「インド太平洋地域ほど重要な地域は他にない」とし、「我々の努力と提携体制により、権力の均衡と法治に基づく秩序の未来を必ず実現する」と語っている。

今回のモドリー長官代行のシンガポール訪問は、既存の提携関係の強化および前方駐留の任務を負う水兵と海兵隊員の訪問に焦点を当てて行われた米インド太平洋軍管轄地域の多国訪問の一環であった。

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