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テロリスト グループのリーダーの 殺害
フィリピンで行われたDNAテストによってイスラム国支持派の過激派と特定
フィリピン政府は 2019 年 4 月に、その前の月に行った軍隊による攻撃でイラク・シリアの過激派イスラム国(ISIS)と同盟関係にある集団のリーダーを含む4名を殺害したことを認めた。
フィリピンのデルフィン・ロレンザナ(Delfin Lorenzana)国防相は、DNA テストの結果アブ・ダル(Abu Dar)の死亡が確認されたことを認めた。「アブ・ダールの遺体であると確認した」と述べた。
治安部隊はアブ・ダールがフィリピン南部で外国人を含むイスラム国と同盟関係にあるドーラ・イスラミアの戦闘員を統率していたと考える。この反政府勢力の 4 名が 3 月、ラナオ・デル・スル州での戦闘で殺害された。
陸軍第 1 歩兵師団司令官のロベルト・アンカン(Roberto Ancan)少将も、ダールの死を確認した。「これは、政府と大切な土地からテロリストを排除しようと動いたラナオ・デル・スル州の人々にとって重要な成果である」と少将は見ている。
2017 年にマラウィ市南部が5ヵ月にわたってドーラ・イスラミアによって占拠された。その後軍隊による空爆や地上戦によって、イスラム国東南アジア首長のイスニロン・ハピロン(Isnilon Hapilon)を含む数人のリーダーが殺害された。地元メディアによると、押収されたビデオにてハピロンの隣に座るアブ・ダールは、政府軍によるマラウィ奪還の前に脱出したとのこと。
「今や、アブ・ダールのグループにはリーダがおらず、ダールに取って代わる人物を監視している」とロレンザナ国防相は述べた。
ロイター