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シンガポール: Facebookが 約 1,100 億円(10 億 ドル)を投じて建設 データセンターを建設

Facebook は約 1,100 億円(10 億米ドル)超を投資して、シンガポールにデータセンターの建設を計画している。再生可能エネルギーを利用し、シンガポールの熱帯気候に合った仕様にする。

トーマス・ファーロング(Thomas Furlong)データセンターインフラ担当副社長は 2018 年 9 月に、同データセンターは 2022 年ごろから稼働する予定と発表した。Facebook のサーバーを設置するだけでなく、同社のIT業務を集中管理することになるという。

土地不足の都市国家に建設される敷地面積 17 万平方メートルの施設は 11 階建てで気温が摂氏 25 度を下回ることがほぼなく、高温多湿の気候に耐えうる設備を備えている。

その一つが最新鋭の冷却システムである。同システムは空気に代えて、湿度と相性の良い水を利用する。また、通気性を良くするために建物の正面は、穴のあいた軽量素材で作られる。

この約 1,100 億円(10.2 億米ドル)のカスタマイズされた施設は Facebook の世界で15番目のデータセンターとなる。ファーロング氏によると、Facebook がシンガポールを選んだ理由に、インフラが整っており、有能な技術者が確保しやすく、また政府との取引も容易であることを上げている。Facebook のアクティブユーザは、2018 年 6 月の時点で 22.3 億人である。

この都市国家に 2 つのデータセンターを建設した Googleは、2018 年 9 月に約 900 億円(8 億 5 千万米ドル)を投じて
第三のデータセンターの建設に着手すると発表した。フランス通信社

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