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汚染 製品

中華人民共和国は、汚染された食品や健康食品から国民を守ることができず、政府への信頼を損ねている。

FORUMスタッフ

2019 年の旧正月の月初めに、中華人民共和国(PRC)は、HIV に汚染された血液製剤が国民に配布されていたことを明らかにした。免疫機能 が低下した患者の治療に主に使用される静脈 注射用ヒト免疫グロブリンの汚染された製品は、中国第 2 の医療用血液製品の供給業者であり国営の親会社が監督する上海新興が販売し、江西省東部に流通した。

サウスチャイナ・モーニング・ポスト 紙の記事によると、「この欠陥製品は、2021  6 月に期限切れとなる 50ml の血漿のボトル 12,229 本である」という。中国国家衛生健康委員会の調査団は、最初の発表を行った国家薬品監督管理局が、後にエイズの原因ウイルスである HIV 及び各種肝炎についての検査が陰性であると発表したにもかかわらず、血液製剤の製造を中止し、回収を命じた。

相反する報道は、中国の患者と消費者の間で、自国の食品や医薬品の安全性に対する懸念を増幅させただけだ。「後片付けは常に高速だ。近いうちに、彼らはこの製品を注射すると健康に良いと言うだろう」と、中国のテレビの司会者でありプロデューサーである崔永元(Cui Yongyuan)氏は、調査の予備的な結果についての報告にコメントして、マイクロブログサイト新浪微博(Sina Weibo)に投稿した、とニューヨーク・タイムズ 紙は報じている。「汚染された粉ミルク、問題ない。汚染されたワクチン、問題ない。汚染された予防接種、問題ない」と、彼は付け加え、過去十数年にわたる中国の健康被害に対する御託に言及した。「つまり、何人か死んでも問題ないということだ」

怒れる国民

中国では、中国共産党(CCP)が最近繰り返し改革を公約したにもかかわらず、製品の安全性と製造業の不祥事が続いている。汚染された血漿の恐怖は、最近の出来事の1つにすぎない。近年の無数のワクチン・スキャンダルは、幼い子供とその家族を危険にさらし、また潜在的に大流行が発生する可能性があり、国民全体を危険にさらしている。

ワクチンの不正問題により薬の安全性に対する恐怖が再燃した後の 2018 年7月、
安徽省淮北市の病院で子どもがワクチン接種を受けた。AFP/GETTY IMAGES

2019  1 月、政府は、江蘇省で中国の子ども 145人以上が地元の施設で期限切れのポリオワクチンを接種されたことを明らかにし、地元の保健所や政府機関の外で、数千人の怒った親たちが抗議した。2018  7 月に、国内最大のワクチン製造業者の1 つである国営会社の長生生物科技社の子会社である長春長生生物科技社が、ジフテリア・百日せき・破傷風の三種混合ワクチン(DPT)の欠陥ワクチンを 25 万本以上生産・配布した大スキャンダルが明らかになってから、わずか半年後のことだ。これらのワクチンは、2017 年に山東省で実施された中国のプログラムの下で数千人の乳児に投与された。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、調査団はまた、長春長生生物科技が狂犬病ワクチン 10 万本以上の製造記録を改ざんし、ワクチンデータを 4 年以上にわたって不正に報告していたことも発見した。

モー・リー(Mo Li)(20 歳代後半)は、粗悪な三種混合ワクチンを接種された可能性のある子どもの親である。「ワクチン会社から規制当局まで、関係者全員のことを考えた。彼らを人間と呼ぶことは
できない。彼らは地獄にいる悪魔だ」とモーは、スキャンダルが報じられた後の 2018  7 月末にガーディアン紙に語った。

モーのように怒った親たちは、2018  7 月に中国の国家衛生健康委員会に抗議し、国内の製薬産業を更に良く監視するよう求めた。査察団は 2017 年に欠陥ワクチンを発見したが、2018  7 月まで情報を公開しなかった。

「問題は解決していない」と、2 歳の女児の母親であるヒー・フェンメイ(He Fangmei)は、7 月の抗議の後、ニューヨーク・タイムズに語った。「私たちの懸念は解決していない」

中国の一般国民は、少数の特権階級である中国共産党のメンバーではないが、公衆衛生の保護についての政府の不備に不満を募らせている。中国は世界レベルの規制システムを確立したと主張しているが、政府機関はワクチンやその他の医薬品の研究、生産、流通、管理を保護できていない。

中国の親たちが、国からの約束が守られていないことに不満を募らせていることは、当然のことと思える。長生事件の直後、規制当局は、国営の武漢生物製品研究所も無効なワクチンを販売していたことを明らかにした。ブルームバーグ(Bloomberg.com)によると、同社は 2018  5 月に約 40 万回分のワクチンの回収を開始し、未公表の罰金の支払いを命じられたという。最近のような事件が多く発生する前、中国は 2016年に、約 98 億円(9000 万米ドル)相当である数百万本の感染ワクチンが中国の子どもたちに全国的に投与されていたことを明らかにした。ラジオ・フリー・アジアRadio Free Asia)によると、2015 年、古いワクチンにより、河南省で子ども2人が死亡し、400 人近くに深刻な健康問題が引き起こされた。中国経済時報によると、2010 年に山西省では、冷蔵していないワクチンにより、子ども4人が死亡し、70 人が病気になった。ワクチンの品質には以前から問題があり、約 50 万人を抱える中国疾病予防控制センターの責任者はサウスチャイナ・モーニング・ポストに対し、「関係者の誰もがそれを知っている」と語った。

失敗した改革

中国はこうした問題に対処するため、2013  3 月に国家食品薬品監督管理局を設立したが、スキャンダルは続いた。ワクチン・スキャンダルが発覚するたびに、規制当局は国民に迅速に通知することもせず、当初は企業や当局者を罰することもなかった。そして、危機のたびに、政府は食品と医薬品の安全性を向上させるはずとされる対策を実施したが、スキャンダルは 2019年まで続いた。改革の最新の試みの 1 つとして、中国は 2018  4 月に、国家食品薬品監督管理局が国家薬品監督管理局に再編され、新しい国家市場監督管理総局に監督されることを発表した。一方、食品を規制する責任は他の機関に移ることになる。

汚染されたミルクを飲んで子どもが死んだ人たちは、次のような標識を掲げている。「子供を返せ。司法の公平性を要求する」2009 年1月、河北省の 裁判所の外で。中国のミルク中毒事件で被害を受けた遺族らは、死亡について 責任を負う会社責任者の処罰を待って、報復と補償、答弁を求めた。ロイター

ロイターによると、主に抗議と世論の反発への対応として、中国は、2018  10 月に長春長生生物科技社に対して約 1,400 億円(13 億米ドル)の罰金を科し、同社の会長を含む 15 人の幹部に製薬業界で働くことを禁止したという。また、長生生物科技社に対しても約 966 万円(89,000 米ドル)の罰金を科した。親会社は、ワクチンによって損害を受けた患者に約 300 万円(29,000 米ドル)から 1000 万円(96,000 米ドル)の補償金を支払う予定であるとロイターが報じた。中国はまた、欠陥ワクチンが深刻な病気や死亡の原因となった場合、国民が製薬会社に対し懲罰的損害賠償の訴訟を提起することができるようにする法律を起草しているが、この法律が施行されるまで、被害者の家族にはほとんど手段がない。

ニューヨーク・タイムズの分析によると、歴史的に、ワクチン製造業者に抗議する親たちは、公に謝罪したり、平均 1  5200 万円(140 万米ドル)という比較的少額の罰金を支払ったりした後に製造を続ける違反役員や企業よりも厳しい扱いを受けてきた。当初、長生は欠陥ワクチンに対して 5400 万円(50 万米ドル)の罰金を科されただけであったが、ソーシャルネットワークの WeChat での苦情により詳細が公開され、その翌日に削除されたと ガーディアンは報じている。新聞はまた、抗議する親を中国が黙らせたり勾留したりしていると報じた。それでも、さまざまなメディアの報道によると、中国は過去1年間、政府の公衆衛生対策に対するソーシャルメディアなどでの抗議を鎮めることができておらず、業界関係者や保健専門家は、組織的な問題が残っていると、述べている。

他の国の国民たちも警戒しなければならない。中国の失敗は世界的な影響を及ぼす。なぜなら、同国は他国にも流通する医薬品を生産しているからである。CNN によると、例えば 2018  7 月下旬、中国の血圧治療薬バルサルタンの製造業者である浙江華海薬業は、その有効成分が発癌剤で汚染されていることが判明した後、国際的なリコールを余儀なくされた。中国の製薬会社は、米国の医薬品の半分以上を供給し、欧州でも広く処方されている。ケンタッキー大学医療センターの心血管臨床薬学コーディネーターであるクレッグ・ビーバーズ(Craig Beavers)氏は WebMD.comのウェブサイトで、「リコールされた製品から損害を受ける可能性があるだけでなく、リコールされていない製品が十分にないことも二次的な問題である」と述べた。

揺らぐ信頼

このような潜在的な大事故が絶え間なく発生し、中国に対する信頼と、腐敗した食品・麻薬生産システムを改革する習近平国家主席の能力に対する信用を損ない続けている。習主席は、国民の面倒を見ると約束することで、国民に確固たる独裁的な権力を売り込もうと努力してきたが、度重なる健康問題のスキャンダルが彼の信頼性と正当性を傷つけ続けていると、多くのアナリストは指摘する。

「ワクチン・スキャンダルは、何年にもわたって他の事例が報告されてきたにもかかわらず、中国政府が法執行や医療業界の監視に失敗してきたことをあらためて示している」と、アムネスティ・インターナショナルの中国調査員パトリック・プーン(Patrick Poon)氏はガーディアンに語った。

中国の大多数の家庭は、家族の人数を制限する過去の政策のために、子ども1人をしか持たない。オーストラリアのシンクタンク、ローウィ研究所の中国専門家、メリデン・バラル(Merriden Varrall)氏によると、結果的に、子どもの健康に影響を与える政府の罪は特に恐ろしいと考えられているという。

「若返りが軌道に乗っていると人々に言っている中国で、このようなことがどうして今も起こっているのだろうか」と、彼女は 2018  7 月にニューヨーク・タイムズに語った。「このようなスキャンダルは、もはやコースの標準として受け入れられないだろう」

過去の悲劇

中国は、危険な製品が消費者に届くのを許容してきた長い歴史がある。粉ミルクの悲劇から 10 年以上経った今も、多くの親が中国で製造された粉ミルクは子供に飲ませないだろうと、メディアは伝えている。2008 年、中国では、プラスチックや肥料の製造に使われる化学物質メラミンで汚染された粉ミルクにより、6 人の乳児が死亡し、30 万人以上の乳児が病気になった。この化学物質は小児ではまれな腎結石を引き起こし、極度の痛みを伴い、最終的には腎不全と死に至る。中国ではその後、少なくとも 1,200 人の乳児が重い腎臓病と診断された。ロイター通信によると、調査の結果、複数の国有企業を含む中国企業 22 社が、汚染された粉ミルクに関与していることが判明した。

2015 年 7 月に中国本土に密輸される前、香港の裏通りでブラジル産の冷凍牛の胃の一部を扱っている男性。その前月、中国当局は中国で密輸された冷凍肉 10 万トンを押収した。国営のチャイナ・デイリー 紙によると、一部は 40 年前のもので、解凍が始まっていた。ロイター

筆頭違反企業の 1 つである三鹿は、地元の農家がタンパク質レベルを上げるためにミルクにメラミンを加えたことを 2008  8 月には既に知っていた。世界保健機関のガイドラインによると、これらの農場で生産された粉ミルクは、許容値の 4,000 倍以上のメラミンを含んでいた。集約・精選されたニュースサイト、クオーツQUARTZ)の 2018  7 月の記事によると、同社は少なくともその 9 ヵ月前に、製品に関する苦情を受けていたという。その年、中国は北京で夏季オリンピックを開催していたため、粉ミルク市場のほぼ 20%を占めていた三鹿は、このニュースを抑え込むために尽力した。クオーツによると、三鹿は国有企業として創業し、その後、株式の 43%をニュージーランドの企業に売却することで合弁事業に拡大した。

ニューヨーク・タイムズによると、三鹿の最高経営者で中国共産党の党員でもある田文華会長は、汚染された粉ミルクで死に至る可能性があることを同社が知った後も、製造・販売したとして終身刑を言い渡された。他にも複数の幹部が軽い判決を受けた。2009 年、汚染された製品を流通させていた酪農家と供給業者が処刑されたと、ガーディアンは報じている。china.org.cnWebサイトによると、同年、
三鹿は破産を申請した。

マッキンゼー社が 2017 年に中国の 44 都市の 1 万人を対象に実施した調査によると、中国が危機に寄与し管理に失敗した結果、消費者の 53%以上がいまだに粉ミルクは外国ブランドを好んでいる。クオーツによると、需要は旺盛で、近隣の香港では、粉ミルクが不足している。ワシントン・ポスト紙によると、中国はここ数年、オーストラリアの粉ミルク小売供給の半分を消費者間チャンネルを通じて購入している。シドニー・モーニング・ヘラルド紙によると、2015 年の中国の粉ミルク需要は、売り上げで 217 億円(2 億米ドル)を超えた。

継続する HIV の恐怖

中国はまた、コミュニティ全体を苦しめている過去のHIV キャンダルによっても揺らいでいる。1990年から 2000 年にかけて、何千人もの中国人が、血漿を売ったり、政府が違法な提供センターと呼ぶところで採取され、汚染された血液製剤から作られた輸血や製品を受け取ったりして HIV に感染した。米国に本部を置く非営利報道機関、ナショナル・パブリック・ラジオの報告によると、汚染が起きたのは、血漿の採取や血液製剤の輸血のための安全な手順がなかったためだ。中華人民共和国衛生部によると、これらの施設で血液を提供した人の 43%以上が HIV に感染していた。中国のメディア・スタートアップ、シクスス・トーン(Sixth Tone)は、血液を採取された地方の国民はいまだにエイズの影響に苦しんでいると、この被害により作られたいわゆるエイズ村を生々しく描写している。

「中国におけるエイズの根源は血漿市場だった」と、河南省における異常発生の原因解明に協力した医師の高耀潔氏は 2016 年にニューヨーク・タイムズに語っている。「これは人災だった。しかし、その責任者たちは一度も責任を問われず、謝罪の言葉も一言も発していない」

この災害を受けて、中国は最終的に血液製剤のスクリーニング手順を改善したが、政府当局は病気の管理と健康教育キャンペーンの実施の面で国民を失望させ続けた。1 つには、影響を受けたコミュニティをスクリーニングする広範な取り組みは 2004 年まで始まらなかった、とシクスス・トーンは言う。

今日、HIV の蔓延は世界全体では鈍化しているが、HIV やエイズとともに生きる中国国民の数は驚くべき速さで増加し続けている。エコノミスト誌によると、中国疾病予防控制センターは 2018  11 月、中国で 85 万人が HIV の検査を受け陽性だったと発表した。その数は前年より 12%多く、2010 年に報告された数のほぼ 3 倍である。一方、世界の新規 HIV 感染者数は 2010 年の 220 万人から、データが入手できる最も直近の年である 2017 年の180 万人へと 18%減少していると、国際的な HIV・エイズ慈善団体であるアバート(Avert)は述べている。

BBC の報道によると、中国では 2018 年の第二四半期だけで約 4 万件の新たな症例が報告されたという。医学専門誌ランセット(The Lancet)に掲載された 2018  7 月の研究によると、2011 年から 2015 年の間に、15 歳から 24 歳までの患者数が毎年 1/3 以上増加したという。

ランセットt誌の報告によると、新規症例の 81%以上が、一般に献血ではなく性交に関連していると考えられている。中国当局は、この増加は少なくとも部分的には検査の普及によるものだとしているが、一部の公衆衛生当局者は感染の拡大を止めるためにもっとできる対策があったと主張ている。

食の不安

粉ミルクの大惨事以外にも、中国では過去に、メラミン汚染の卵から、ホルムアルデヒドでコーティングされたキャベツ、40 年ものの冷凍肉、ゴミ箱からリサイクルされた食用油に至るまで、食品スキャンダルが起きている。さまざまなメディアの報道によると、消費者は日常的に他の食品も汚染されているのではないかと心配しているという。2001 年に中国農業政策センター・中国農業科学院が「中国における農薬、米の生産、人の健康」と題した論文で報告したように、食品の安全性に対する懸念の主な理由は、作物と動物の農地を汚染した 1980 年代と 1990 年代における同国の農薬と肥料の過剰使用である。また、田畑は何十年にもわたって野放しにされてきた工業プロセスによって汚染されている。

中国は、汚染された農地土壌の問題に取り組み始めたばかりであると、外交問題評議会(CFR)のグローバルヘルスシニアフェローである黄延中(Yanzhong Huang)氏は 2018 7月にクオーツに語った。

中国における最近のアフリカ豚コレラの大流行は、全体的な食品の安全性への懸念を和らげることはほとんどできていない。国連食糧農業機関(FAO)によると、中国は 34 省のうち 25 省で 100 件以上発生したと報告した。CNN  2019  2 月初めに報じたところによると、2018  8 月から 2019  1 月の間に、国内の 3  4000 万頭の豚のうち 100 万頭近くが屠殺された。このウイルスはまだ人間には感染していないが、豚の皮膚や臓器に病変を形成し、最も毒性が強い豚コレラの治療法はなく、ほとんど全ての豚が死に至ると、国連の保健当局者は述べている。

2019  2 月のロイターの報告によれば、この疾患は他の国よりも中国で急速に広がった。大流行が進行すると、中華人民共和国当局は、国営メディア新華社通信が報じたように「中国本土での流行は効果的に対処され、抑制されている」と繰り返し主張したが、数ヵ月にわたり症例の報告が増加した。一部の専門家は、政府の透明性の欠如が流行の速度に寄与した可能性が高いと述べた。この流行は、当時否定を繰り返した後にも続いた。ボイス・オブ・アメリカ(Voice of America)によると、2019 2 月、湖南省南部と甘粛省北西部の中国当局が、冷凍ギョーザなどの豚肉製品からウイルスの痕跡を発見した。

組織的な問題

多くのアナリストによると、中国の生物医学と食糧生産の問題は、根深い組織的な欠陥に起因している。第一に、中国のトップダウンの規制プロセスは、国民やその他多くの主要関係者をプロセスから締め出している。「食品の安全性の規制は、いくつかの相互に補強しあう活動(生産・販売・消費)を含み、様々な利害関係者(例えば、製造業者、貿易業者、消費者、政府関係者)が絡んでいるため、純粋なトップダウン、国家中心の
規制および法的枠組みが中国の食品と安全の危機を緩和するのに十分である可能性は極めて低い」と黄氏は
 2014 外交問題評議会のブログへの投稿で述べた。失策が続いていることを考えると、彼の洞察は依然として真実である。

より良い改革とより一層の透明性がシステム全体で実施されるまで、中国国民と他の国々、特に貿易国は、中国で製造される食品と健康製品の品質について懸念を持ち続けるだろう。おそらく習主席自身が、就任した 2013 年にもやが晴れたような瞬間に、このことを最もうまく要約している。ニューヨーク・タイムズのある記事によると「我が党が中国を統治しながら、食品の安全性すらきちんと管理できず、これが続けば、一部の人々は私たちがその役割を果たしているのか疑問に思うだろう」と語ったそうである。

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