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麻薬密売団の「親玉」であった売人、バングラデシュ警察に降伏

フォーラムスタッフ

バングラデシュの警察は、麻薬取り締まりを行い、102人の麻薬密売人とその元締めを脅して2019年2月中旬に当局に降伏させると主張している。

フランス通信(Agence France – Presse)によると、中間業や密売人に加えて、24人のメタンフェタミンの「親玉」が麻薬の売人だとされている。

バングラデシュ警察のムハンマド・ジャヴェット・パトワリー(Mohammad Javed Patwary)署長は、降伏すれば刑期を短縮するよう弁護すると述べている。また当局は社会復帰支援も行うとも付け加えている。

降伏を拒否し、麻薬取引に携わり続ける人物に対しては「厳しい日々」がやってくるだろうとも話している。

「隠れている人は、衝動的に行動しないように」とフランス通信を通じて語り掛けるパトワリー署長。「われわれは必ずお前達を追い詰める。」

バングラデシュは2018年、「ヤバ(yaba)」と呼ばれる安価なメタンフェタミン錠で構成された違法物質の、国内への流入が増加した後、麻薬取締を開始した。(写真:緊急行動部隊(RAB)のメンバーが、2018年9月にダッカのスフラワルディーウダヤン(Suhrawardy Udyan)公園で麻薬に対する操作中に大麻を携帯していたバングラデシュ人男性を拘束している。)

2018年10月議会では、ヤバ、つまり禁止された物質の売買で有罪判決が言い渡された場合、死刑を許可する法律を可決した。しかしながらこういった取り締まりは死傷者なしでは成しえず、2018年5月以降、300名近くが死亡していると、フランス通信は伝えている。一部ではバングラデシュの捜査と、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte )大統領による取り締まりの類似点が指摘されている。フランス通信は、フィリピンでの取り締まりは、2016年以来数千人の麻薬使用者と麻薬密売人の死者を出していると報じている。

ダッカで発行されている英字新聞インディペンデント(The Independentによると、バングラデシュは2018年に5,300万のメタンフェタミン錠を押収している。これは前年比33%増であり、当局は取り締まりによる成果だと考えている。

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